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2009年1月24日 (土)

「奈良日日新聞」って知っていますか?

知らない言葉は聞こえません。テープ起こし屋は、日頃からいろいろなジャンルの言葉や知識を身に付けておきたいと思います。新聞をくまなく読んだり、本を読んだり、議会や裁判を傍聴したり……。勉強の材料はいたるところに転がっています。きょうは、ある地方紙についてのコメントを書きますね。

「奈良日日新聞」って知っていますか?

奈良の地方紙「奈良日日新聞」が2009年1月21日付で、日本新聞協会に新規加盟することが承認されたそうです。

私は郷里の奈良を離れてもう20年以上になります。奈良在住のときは某市長秘書をしていた関係で、各社記者と接する機会がありました。その内容は書けませんが、当時の奈良日日新聞記者本人からその品格が疑われる話を耳にして、「まるでゴロ新聞みたい」という感想を持ったことがあります。また、当時の奈良日日新聞は、本道から外れた不動産事業に力を入れていて、不動産会社が片手間に新聞を作っているような印象でした。

奈良日日新聞は今年で創刊111年もの歴史ある新聞ですが、バブル崩壊に伴い2005年11月30日付で休刊となりました。邪道に進んだツケが回ってきたのだと正直思いました。

その新聞が、2006年10月27日から復刊しました。その新聞内容は昔読んだものとは一変していました。地域に根ざした地方紙にふさわしいクールなものになっています。

例えば、南都銀行が市内の不動産業者の違法建築に対して巨額融資を行い、その違法建築を促進してきた問題についても、奈良日日新聞独自の調査で裏を取って、もう1つの奈良の地方紙である「奈良新聞」よりも早くスクープし、県民に報道しています。

その報道により奈良日日新聞には、南都銀行にけんもほろろに応対された県内中小企業の不満の声や情報が多く寄せられています。その情報の真偽についても独自取材を重ねているそうです。小さいながらも巨漢に立ち向かう気骨を感じます。地域の方々の奈良日日新聞へ寄せる期待の高さが読み取れます。

新聞購読者が減少していると言われています。そんななかにあっても復刊した勇気ある奈良日日新聞。「地域ジャーナリズムとは何か」を再考させてくれる奈良日日新聞。日本新聞協会に加盟して取材しやすい環境となった今後の記事がどのような変化を見せるか、これからも奈良日日新聞に注目していきたいと思います。

keyword:奈良日日新聞,日本新聞協会,地方紙,地域ジャーナリズム

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